平成12年10月29日に板野酒造酒蔵を会場に致しまして備前一宮蔵くらフェスタ2000が開催されました。胡弓の音色に酔い、書を見て酔い、きびの吟風を飲んで酔い、みんなでクラクラになろう!と今年から始めた会です。前日は一日中雨でフェスタの物産展がどうなるか大変心配でしたが、全て予定どうりに執り行う事ができました。会は多くの皆様のご協力と、ご支援のお陰で成功する事ができました。皆様本当にありがとうございました。
以下、備前一宮蔵くらフェスタの一日です。
午前5時50分
朝起きて窓を明けてみると、空はドンヨリと曇っていましたが雨は上がっていました。ラッキー、なんだかいい会になりそうだ!
7時00分
朝飯を食って早速準備にとりかかりました。看板を置いてまわり、商工会にテントや机を取りに行きました。商工会事務局中塚氏は、もう来られていました。いつもながらお世話になりっぱなしである。ありがとうございます。
8時00分すぎ
雨がぽつぽつし始めた中、商工会青年部の皆さんと、テントを建て始める。つい一週間前に商工会のソフトボール大会で立てたばかりなのになかなかたてるのに戸惑った。ゴンザレスの指示能力に問題あり。皆様ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m そのあと、入り口の看板のとり付けを行いました。こちらはGOOD!
また同じ頃、黒住会長、どんたくのマスター(以下略してドンマス)、どんたく会の面々がつぎつぎ到着。うどんをはじめとする軽食コーナーの準備にとりかかる。会場のほうは、前日にスタッフでほぼ完成させておきました。うどんのスープはどんたくのマスター末次氏のお手製である。
9時30分
出展者の方が次々に到着。この頃には雨はやんでこの日、一日お天気はなんとか持ちました。しだいに会場に活気がみなぎり始めました。それと共に、ゴンザレスの緊張燗じゃなくて緊張感が高くなって行きました。
10時00分
いよいよ会場です。また、会の開始です。しかし、会場には10人ばかりの人が居るだけで、出展者の方も、なにもする事もなくただボーとされているだけです。「ヤバイな-。」と心の中でひやひやしながら、顔は平常心を保っているように見せるため必死の笑顔でした。
10時15分
一応、備前一宮蔵くらフェスタ実行委員長 黒住さんの開会宣言で開会式を行いました。それでもまだ20人程度しかお客さんは入っていません。「ヤバイな-。」を心の中で連呼しつつ、この時も顔は必死の笑顔でした。
10時30分すぎ
つぎつぎにお客様が入場され出しました。本当にありがたくて、ありがたくてたまりませんでした。心の中ではお客様に手を合わせ、「ありがとうございます」を連呼しつつ、顔は至福の笑みでいっぱいでした。
11時00分すぎ
コンサートの開始です。会場にはお客さんがいっぱい入りました。苦心して造った手作りのコンサート会場です。電気を消すと手作りにしては上出来の雰囲気が出せました。書道家の徳永梢園先生、胡弓演奏家の田川さんをご紹介していよいよ演奏が始まりました。曲目は以下の通りです。
1.宵待草
2.草原情歌
3.賽馬
4.二泉映月
5.蘇州夜曲
6.川の流れのように
7.星
8.赤とんぼ
12時00分すぎ
9.陽関三畳
徳永梢園先生と、田川さんのジョイントコンサートがいよいよ始まりました。胡弓の音色に合わせて、タンクに張った和紙に先生がダイナミックに字を書いていかれます。中国の詩を書いていかれました。
12時15分
コンサートは無事終わりました。ここからは、飲み放題食い放題、酒池肉林です。おでん、お寿司、お漬物、そしてうどん、このうどんのスープがなんとも言えず絶品なのでした。さすがどんたくマスター!外では、わくわくワークさんのこんにゃくのから揚げ、農協婦人部さんのおこわ、どれも旨さ抜群でした。
1時40分頃
皆さん、胡弓の音色と書に酔って、しっかり食べて飲まれたのでしょう、この頃から徐々に帰宅され始めました。おでんもこの頃にはもう底をつきました。帰り際、皆さんクラクラになっているようでした。来て下さった方、また、ご協力頂いた多くの方ありがとうございました。
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